アメリカ生活

【新型コロナ】イリノイ州も外出禁止に!全米で広がる自宅滞在命令。

こんにちは。シカゴ駐在妻のリコリスと申します。

新型コロナ(COVID-19)の感染が広がる中、全米で在宅勤務や公共施設の閉鎖、外食禁止等の流れが広がっています。

2020年3月19日にはカリフォルニア州で全米初の外出禁止令が発令され、

翌20日、イリノイ州、ニューヨーク州、コネチカット州でもついに「自宅滞在命令」が発令されました。

現在はニュージャージー州、ネバダ州、インディアナ州、ウィスコンシン州、ミネソタ州、カンザス州でも同様の措置が取られています。

これらの州の人口は、米国全体の4分の1以上の人口に及ぶとも言われています。

初めて経験する「自宅滞在命令」を受けて、基本情報や注意点などをまとめてみました。

この記事はこんな方におすすめ

・自宅滞在命令って一体何!?

・外出していい条件は?

・外出禁止はいつまで続くの?

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自宅滞在命令とは

自宅滞在命令

「必要不可欠な活動(Essential Activities)」、「必要不可欠な仕事(Essential Businesses)」を除いては外出を原則禁止とする命令

補足事項としては、

  • 他人と集まったり接触するのを控える
  • 10人以上の集まりは禁止

となっています。

「外出禁止」と聞くと少し不安になりますが、生きていくために必要な活動はもちろん制限されていないので、そこは安心してください。

必要不可欠な活動とは?

必要不可欠な活動の例

・スーパーへの買い物

・レストランでのデリバリー注文・ピックアップ

・薬局への買い物

・病院での診察

・ガソリンスタンドでの給油

・ハイキングやランニング

・犬の散歩

・「必要不可欠な仕事」のための通勤

リコリス
リコリス
生きていくために必要な行動は制限されていないので、ひとまずは安心ですね。

必要不可欠な仕事とは?

必要不可欠な仕事例

・医療従事者

・ホームヘルパー等の介護職

・食品や生活用品等、生活必需品を扱う事業全般

・宅配、郵送関係

・公共交通機関、空港関係者

・その他、必要とされる専門職

もっと詳しく知りたい方はイリノイ州の公式HP(英語)を参考にされてください。

深刻な買い占め問題

コロナウイルスの感染が広がりはじめた3月上旬頃から、私の住むシカゴ郊外ではスーパーや薬局での「買い占め」が始まっています。

トイレットペーパーやハンドサニタイザー(消毒液)などはどこのお店でも常に品薄状態。

紙製品全般が品薄・・・

我が家はたまたま家にストックがあったのでそれを使っていますが、

お店ではサニタイザーが手に入らないので、amazon等でネット購入した友人も何人かいます。


スーパーでも、日持ちのする保存食品をはじめ、冷凍食品、肉加工品などは品薄状態が続いています。

保存食品(パスタなど)の棚はガラガラ

自宅滞在命令が出ても、スーパーや薬局は通常通りに営業しているので、特別買い占める必要はありません。

必要以上に心配になってしまう気持ちもわかりますが、こんな時だからこそ、一部の人達が困らないように一人ひとりの思いやりが重要だと思っています。

イリノイ政府も、「買い占め」をしないよう、国民に呼びかけています。

外出禁止の期間

外出禁止の期間(イリノイ州)

2020年3月21日(土)17:00 ~ 2020年4月7日(火)24:00

学校の再開は4月8日(水)から

※状況によっては継続の可能性あり

自宅滞在命令に従わないとどうなる?

命令に従わない場合、政府関係者から注意の声かけが入る場合があります。

注意を受けた後も従わない場合、裁判所から停止命令を得た警察からの指導が行われ、最悪の場合裁判にかけられる可能性もあるそうです。

実際は個々の活動をすべて取り締まるのは難しいとは思いますが、

「これくらいは大丈夫」という軽い気持ちで集まるのは避けた方が良さそうです。

 

はじめての「自宅待機命令」に私も戸惑っていますが、

コロナウイルス感染が落ち着くまでは、おとなしく過ごすしかなさそうです。

1日も早く事態が収束することを心から祈っています。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

<参考>外出禁止中でも楽しく過ごすアイデアをまとめました。

https://america-note.com/resident-wife-how-to-spend-time