私は現在、イリノイ州シカゴ郊外の「アーリントンハイツ」という町に住んでいます。
最寄りのアーリントンハイツ図書館に行ってみると、
無料のESLを受けることができたり、
日本語の本や英語勉強用の本を借りることができたりと、
駐在妻生活の幅がとっても広がりました!
今では週3~4程度、図書館を活用しています♪
そんなアーリントンハイツ図書館の利用方法をまとめてみました。
この記事はこんな方におすすめ
・アーリントンハイツ図書館に行ってみたいけど、一体どんなところだろう?
・アーリントンハイツの図書館の活用法が知りたい
・図書館主催の無料のESLに興味がある
もくじ
アーリントンハイツ図書館ってどんなところ?
場所
アーリントンハイツ図書館はアーリントンハイツ駅から北へ約500m程のところにあります。
日本人御用達のスーパーミツワからだと約5km、車で10分程の距離です。
正式名称は「Arlington Heights Memorial Library」といい、
長いので「AHML」と略されることも多いです。
開館時間
特別なホリデーを除いては、基本的に毎日開館しています。
月~金曜日 9:00~22:00
土曜日 9:00~20:00
日曜日 11:00~20:00
1月1日 New Year’s Day
3月6日 Staff Development Day
4月12日 Easter Sunday
5月25日 Memorial Day
7月4日 Independence Day
9月7日 Labor Day
11月25日 Thanksgiving Eve(17時閉館)
11月26日 Thanksgiving
12月24日 Christmas Eve
12月25日 Christmas
12月31日 New Year’s Eve(17時閉館)
私は平日も休日も利用しますが、
小さいお子さんを連れたファミリー、学生さん、駐在妻の方、お年寄りの方など、
幅広い世代の方が利用されています。
駐車場
シカゴ郊外は車社会なので、ほとんどの方が基本的に車移動です。
そのため、図書館にも広い駐車場が完備されています。
アーリントンハイツ図書館では、1番下のフロアはすべて駐車場エリアになっていて、
50台ほど駐車可能な野外駐車場と、屋根付きの駐車スペースがあります。
駐車料金はもちろん無料です。
私は車が運転できないので、家から徒歩で通っています。笑
赤く塗られた道は歩行者用通路で、通路を辿っていくと図書館の入り口があります。
入口の前には誰でも自由に弾くことができるピアノが置いてあります。
素敵な計らいですね♪
本の貸し出し・返却カウンター
図書館のメインフロア(1階)の真ん中には、本の貸し出しカウンターがあります。
本を借りたい時は、有人のカウンター(写真右)か、セルフカウンター(写真左)を利用します。
本の貸し出しには「Library Card」が必要です。
図書館カードの作り方
アーリントンハイツ図書館のカードを作れるのは、アーリントンハイツ在住の方だけです。
ですので、カード発行には
・本人確認書類(パスポートやイリノイ州の免許証など)
・住所がわかる証明書や書類
が必要になります。
免許証や自分の名前と住所が書かれた郵便物が手元にあればそれでOKなのですが、
私の場合、当時アメリカに来たばかりで自分宛ての郵便物すらありませんでした。
困っていると、カウンターの女性が、
「自分で自分宛てに手紙を出して、それを持ってきたらいいよ」
と教えてくれました。
その手があったか!という感じでした。
親切にその場で封筒まで用意してくださり、すぐに住所を書いてポストへ投函。
後日家に届いた自分宛ての封筒を持っていき、無事カードをつくることができました。
証明書類が何もない!という方は、ぜひ試してみてください。
本の借り方・返し方
本の借り方や返し方は基本的に日本とほぼ同じです。
本を借りたい時
方法1.CHECK OUTカウンターに並び、図書館カードと借りたい本を渡す。
方法2.セルフCHECK OUTカウンターで、図書館カードと借りたい本のバーコードを読み込む。
本を返したい時
方法1.CHECK OUTカウンターに並び、返したい本を渡す(カードは不要)。
方法2.RETURNSカウンターに本を入れる。
本の返却期限
新刊の返却期限 → 2週間
それ以外の返却期限 → 1か月
となっています。
本を借りた時に出てくるレシートに返却期限がかかれているので、忘れないようにしましょう。
メールアドレスを登録しておくと、リマインダーで返却期限の数日前にメールがくるので便利です♪
豊富な本コーナー
アーリントンハイツ図書館では、
新刊、フィクション、ノンフィクション、雑誌、世界の言語、ティーンズ、他、
多種多様な本が揃っています。
が、もちろんほとんどの本は英語なので、読むのが難しいものも多いと思います。
そこで嬉しいのが、
「WORLD LANGUAGESコーナー」
なんと!日本語の本も置いてあるんです♪
また、「ESLコーナー」では、
英語を第二外国語として学んでいる方向けの、
英語の難易度によってレベル分けされた本が置いてあります。
英語を勉強中の方には嬉しいですよね♪
写真では少し見にくいですが、本の背表紙に数字が書いてあり、数字が大きいほど難易度の高い本になっています。
「WORLD LANGUAGES」と「ESL」のコーナーは、
CHECK OUTカウンターを正面に見てすぐ左手のエリアにあります。
今ご紹介した以外にも本当にたくさんの本があるので、
散策してみると楽しいと思います♪
映画・CDコーナー
アーリントンハイツ図書館は、本だけでなく、映画やCDのコーナーも充実しています。
フィクション、ノンフィクション、ドラマ、サイエンス、アニメなど、
幅広いジャンルの映画が置いてあります。
ただ、もちろんすべて英語で日本語字幕はないので、
英語初心者の方には少し難しいかもしれません。
「Library Card」があれば無料でレンタル可能です♪
キッズコーナー
初めてキッズコーナーを訪れた際、非常に驚いたのですが、
とにかく広い!! そして本と遊び場が豊富!!
いかにも子ども達が好きそうなカラフルでポップな内装で、
大人の私が見ているだけでも楽しい気持ちになります。笑
小さな子ども向けの絵本やおもちゃコーナー、
小学生くらいの子ども向けの児童書、
貸し出し可能のゲームソフトコーナーなど、
幅広い年齢の子ども達が楽しめる充実した内容になっています。
絵本の読み聞かせイベントなども頻繁にやっているようなので、
子育て中のお父さんお母さんには嬉しいですね♪
私ももし子どもがいたらこんな環境で遊ばせたい!
公共のデスクスペース
アーリントンハイツ図書館はとにかく広く、
自由に使えるデスクスペースもかなり充実しています。
特に休日はほぼほぼ満席状態で、
宿題や勉強をしている学生さん、PC作業をされている方、読書をされている方、
おのおのの使い方をされています。
ほとんどのデスクには電源があり、
図書館のフリーwifiも使えるので、PC作業にとっても便利です♪
(このブログも図書館のデスクスペースで書いています。笑)
日本の図書館はしゃべらないのがマナーで静かなイメージですが、
ここの図書館は、気軽に話せるスペースと、静かなスペース(QUIET AREA)に分かれているので、
それぞれの好みに合わせて環境を選ぶことができます。
勉強に最適な、パーテーションで区切られたスペースなどもあります。
カフェコーナー
日本では飲食禁止の図書館が多いと思いますが、アメリカの図書館にはカフェコーナーがあります。
カフェと言っても
お菓子、コーヒー、軽食(サラダなど)の自販機があるシンプルなものですが、
一休みしたい時には嬉しいサービス♪
私はお昼をまたいでESLを受ける日があるので、毎週カフェスペースで持参したランチを食べています。
ちなみに、図書館の飲食に関するルールは割とゆるやかで、
デスクスペースでもコーヒーやお菓子など、簡単な飲食なら可能です。
ESLフロア
図書館の2階は、ESLのオフィスや、様々な広さの会議室があります。
「会議室」といっても、ESLクラスの教室として使われたり、
学生さん達の自習スペースになったり、
地域の方向けのカルチャースクールのようなものが開かれたりと、
様々な用途で利用されています。
私が現在通っているアーリントンハイツ図書館のESLもほとんどこのフロアで開かれているので、週に3回も通っています。笑
ESLフロアの一番奥には、「ESL Office」という部屋があります。
アーリントンハイツ図書館で行われているESLに関する質問や申し込み手続きなど、
ESL関連の事務手続きをすることができます。
ですので、アーリントンハイツ図書館のESLに興味がある方は、一度オフィスを訪れてみることをおすすめします。
オフィスのスタッフの方は気さくで良い人達ばかりで、
いつも優しく丁寧に対応をしてくださいます♪
以上が、シカゴ郊外アーリントンハイツ図書館の利用ガイドでした。
本やDVDの貸し出しは残念ながらLibrary Cardがないと難しいですが、
館内で本を読んだり、施設を利用するのはどなたでも可能です♪
この記事を読んで興味をもたれたら、ぜひ一度足を運んでみてください♪
最後まで読んでくださってありがとうございました✨